![]() チェーン・ガイド又はテンショナ・アームに対する係留ファスナ装置
专利摘要:
固定された又は調整可能なチェーン・ガイドは、捕捉されたショルダ・ボルト・ファスナを含む。チェーン・テンショナ・アーム・アセンブリのような調整可能なチェーン・ガイドは、旋回軸周囲に画定された旋回ボアを備えるテンショナ・アームを含む。旋回ボアは、テンショナ・アームの後面を通して開口している内側端部と、テンショナ・アームの前面を通して開口している外側端部とを含む。このテンショナ・アームは、旋回ボアに隣接して位置付けられた少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブを更に含む。ショルダ・ボルトは、旋回ボアを通って延びこの少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブによって係合され、この少なくとも1つのファスナ保持タブは、テンショナ・アームからファスナが分離するのを阻止する。ファスナは、1つ以上のファスナ保持タブによって係合される環状溝若しくはその他の凹部を含み、これにより、テンショナ・アームがファスナに対して回転することができる。関連する構成要素の突出部によって係合されるように構成された環状溝のような少なくとも1つの保持形状を有するショルダ領域をそれぞれが含むことにより、ファスナを関連する構成要素に軸方向において捕捉する一方で、関連する構成要素がファスナに対して回転できるようにする、新しいショルダ・ボルト・ファスナも構成される。 公开号:JP2011509388A 申请号:JP2010542321 申请日:2009-01-07 公开日:2011-03-24 发明作者:ヤング、ジェイムズ、ディー. 申请人:クロイズ ギア アンド プロダクツ インコーポレイテッド; IPC主号:F16H7-08
专利说明:
[0001] 関連出願の相互参照 本出願は、2008年1月8日に出願された米国特許仮出願第61/019,693号の出願日から得られる優先権及び利益を主張し、この先行する米国特許仮出願第61/019,693号は、参照により本出願に明らかに組み込まれる。] 背景技術 [0002] 捕捉(captured)ファスナ(締結具)を用いると、製造過程中の、例えば、固定されたチェーン・ガイドをエンジン・ブロックに締結するときのような組み付け時間が削減されることによって、生産性が向上することが知られている。このような時間の節減は、エンジン・ブロックに後で組み付けられて固定されるチェーン・ガイド又はテンショナ・アームに、手動で或いは自動化技術を用いてファスナを予め取り付けておくことによって実現される。十分且つ意図的な外力がない限り、このファスナ捕捉構造は、ファスナをボア内における所望の軸方向位置に保持するよう機能する。ファスナがチェーン・ガイド又はテンショナ・アームに装填され軸方向において保持されると、このアセンブリは、後で行われるエンジン・ブロックへの取り付けのために輸送或いは運送され得る。この係留(captive)ファスナ構造は、取り扱い中及び輸送中にファスナを保持することが主な目的であるが、このアセンブリをエンジン・ブロックに固定するボルト締め付け手順中に生じるような、ボア内におけるファスナの選択的な(軸方向)並進及び回転運動も可能としなければならない。また、自動車エンジンのカム軸駆動用のテンショナ・アームという特定の場合、このファスナ保持デバイスは、チェーンを引っ張るのに必要な、エンジン作動中におけるテンショナ・アームのその固定点を中心とする自由回転を阻害してはならない。] [0003] 米国再発行特許第36,164号(米国特許第5,395,194号の再発行)は、弾性ポリマー材料でできた別の構成要素を含むボルト保持装置を開示しており、このボルト保持装置は、多くの自動車エンジン用途において標準的なボルトを保持するのに広く用いられている。しかしながら、この先行技術のデバイスでは、多くのショルダ・ボルト(段付きボルト)固定構造が適切な機能を果たせず、また、この保持デバイス自体を予め組み付ける必要があるという制限があることにより、節減全体が組み付け時間及びコストに制限される。] 先行技術 [0004] 米国再発行特許第36,164号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0005] ゆえに、保持形状(構造)をチェーン・ガイド又はチェーン・テンショナ・アーム構成要素に一体化して、多くの自動車エンジンに用いられるナイロンのチェーン・ガイド・ブラケット及びテンショナ・アームの装填に関する製造の生産性を向上させるような、ショルダ・ボルト応用製品に対する改良されたコスト効率の良いファスナ保持装置を提供することが望ましい。] 課題を解決するための手段 [0006] 本開発の一態様によれば、チェーン・テンショナ・アーム・アセンブリは、旋回軸周囲に画定された旋回ボアを含む、テンショナ・アームを含む。旋回ボアは、テンショナ・アームの後面を通して開口している内側端部と、テンショナ・アームの前面を通して開口している外側端部とを含む。このテンショナ・アームは、旋回ボアに隣接して位置付けられた少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブを更に含む。ファスナは、旋回ボアを通って延び、少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブによって係合され、このファスナ保持タブは、テンショナ・アームからファスナが分離するのを阻止する。] [0007] 本開発の別の態様によれば、チェーン・テンショナ・アセンブリは、ボアを含むテンショナ・アームを含み、このボアは、テンショナ・アームの後面を通して開口している内側端部と、テンショナ・アームの前面を通して開口している外側端部とを有する。このテンショナ・アームは、ボア内部へ延びてボアの直径を制限する突出部を含む。ファスナは、ボアを通って延び、この突出部と係合され、これにより、突出部はボアにおいてファスナを捕捉する一方で、テンショナ・アームはファスナに対して回転することができる。] [0008] 本開発の更なる態様によれば、チェーン・ガイド・アセンブリは、ボアを備えるチェーン・ガイドを含む。このチェーン・ガイドは、ボア内部へ延びる1つ以上の突起を含む。ファスナは、ボアを通って延び、ファスナと1つ以上の突起とが係合することによってボアに軸方向において捕捉される。] [0009] 本開発の別の態様によれば、ファスナは、ねじ切り部と、このねじ切り部に結合されたドライビング・ヘッドと、これらドライビング・ヘッドとねじ切り部との間にあるショルダ領域とを備える。ショルダ領域は、関連する構成要素の突出部によって係合されるように構成された少なくとも1つの保持形状(構造)を含む、外面を備える。] [0010] 本開発の別の態様によれば、旋回又は固定チェーン・ガイドは、軸周囲に円筒形ボア壁によって画定されたボアを含む、アームを備える。ボアは、アームの後面を通して開口している内側端部と、アームの前面を通して開口している外側端部とを含む。このアームは、ボア内の内側端部と外側端部との間に位置付けられた、少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブを含む。この少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブは、自由状態にあるとき円筒形ボア壁によって画定された直径を部分的に制限すると共に、軸に対し半径方向外側に選択的に弾性的に撓むことができることによって、関連するファスナをボアに挿入できるようにする。] 図面の簡単な説明 [0011] 本開発によるテンショナ・アーム・アセンブリの、部分的に切り欠かれた部分等角図である。 図1のテンショナ・アームの断面図である。 図1のテンショナ・アームの部分正面図である。 図1のテンショナ・アームの部分背面図である。 図4の拡大部分詳細図である。 図1のファスナが図1のテンショナ・アームに徐々に組み付けられていく様子を示す図である。 図1のファスナが図1のテンショナ・アームに徐々に組み付けられていく様子を示す図である。 図1のファスナが図1のテンショナ・アームに徐々に組み付けられていく様子を示す図である。 図6Aの拡大部分詳細図である。 図6Bの拡大部分詳細図である。 本開発の一態様によって構成された複数部品ショルダ・ボルト・ファスナを示す図であって、ファスナの内部機構を明示するためにそのスリーブが切断されている。 図1〜図5のテンショナ・アーム及びそれと組み付けられた図8の別のファスナの断面図であって、本開発による別のテンショナ・アーム・アセンブリを構成している。 図1〜図5のテンショナ・アーム及びそれと組み付けられた図8の別のファスナの断面図であって、本開発による別のテンショナ・アーム・アセンブリを構成している。 図8と同様であるが、先行技術の複数部品ショルダ・ボルト・ファスナを示す図である。 本開発により形成された別の実施形態の固定チェーン・ガイド・アセンブリを示す図である。 図9の拡大部分詳細図である。 テンショナ・アーム・アセンブリが取り付けブラケットを含むブレード・タイプのテンショナ・アセンブリである、本開発により形成されたテンショナ・アーム・アセンブリの別の実施形態の等角図である。 図10の線11−11において取り出した断面図である。 図10のテンショナ・アーム・アセンブリのテンショナ・アーム部分の部分背面図である。] 図1 図10 図2 図3 図4 図5 図6A 図6B 図8 図9 実施例 [0012] 本発明は、広く、自動車エンジン用途に用いられる係留若しくは保持ショルダ・ボルト・ファスナに関し、より詳細には、ファスナ保持形状がナイロン若しくはその他ポリマーのチェーン・ガイド又はテンショナ・アームに一体形成された装置若しくはデバイスに関する。このショルダ・ボルトは、チェーン・ガイド又はテンショナ・アームの保持形状と相互作用する保持形状を含むのが好ましい。] [0013] 図1は、チェーン・ガイド部材16が結合されたチェーン・テンショナ・アーム10と、このチェーン・テンショナ・アーム10と係合されたショルダ・ボルト12のようなファスナとを示し、これらによって、テンショナ・アーム・アセンブリTAが定義されている。この図1では、テンショナ・アーム10の一部が切り欠かれて、ショルダ・ボルト12との係合が明示されている。このようなショルダ・ボルト12若しくはその他のファスナを用いることによって、テンショナ・アーム10がエンジン・ブロック(図示せず)に固定される一方で、テンショナ・アームは旋回軸Xの周囲を旋回する若しくは回転運動することができる。また、このテンショナ・アーム10の断面図である図2を参照すると、ショルダ・ボルト12は、旋回軸Xの周囲に画定され旋回軸Xを中心とした円筒形の旋回ボア(穴)14に受容される。テンショナ・アーム10は、旋回しない若しくは「固定された」チェーン・ガイドであってもよく、この場合、ショルダ・ボルト12は(通常、少なくとも1つの他のファスナと共に)、チェーン・ガイドをエンジン・ブロックに動かないように固定する。便宜上、本明細書中では、旋回するチェーン・テンショナ・アーム10(一般的に、調整可能チェーン・ガイドとも呼ばれ得る)に関して本発明を説明する。いずれの場合にも、テンショナ・アーム又はチェーン・ガイドは、無充填であってもよいし充填(例えば、ガラス充填)されていてもよいナイロンのようなポリマーを用いた射出成形又はその他の手段による一部品構造として定義(構成)される。図示されているように、別個の無充填ポリマーのチェーン・ガイド/スライド部材若しくは「シュー」16がテンショナ・アーム10に結合されており、このチェーン・ガイド部材16は、テンショナ・アーム・アセンブリTAが動作可能に結合されているエンジンの作動中にチェーンがその上をスライドする作業面16sを含む(或いは、この作業面16sは、一部品テンショナ・アーム10の一部として構成されてもよい)。テンショナ・アーム10の後面10aは、エンジン・ブロック又はその他の取り付け場所(例えば、図10に示されているようなブラケットK)と当接する或いは隣接するように構成されている一方、前面10bは、テンショナ・アームが装填されたときにエンジン・ブロック又はその他の取り付け場所から離れた外側を向くように構成されている。] 図1 図10 図2 [0014] 図3及び図4はそれぞれ、テンショナ・アーム10の部分正面図及び部分背面図である。図2〜図4を参照すれば分かるように、旋回ボア14は、使用中にテンショナ・アーム10が周囲を旋回する旋回軸Xを中心とした円筒形のボア直径17を画定している。円筒形のボア壁によって画定されているこのボア14は、テンショナ・アームの後面10aに隣接し後面10aを通して開口している内側端部14aと、前面10bに隣接し前面10bを通して開口している外側端部14bとの間を延出している。] 図2 図3 図4 [0015] 少なくとも1つ、好ましくは2つ以上のファスナ保持タブ20若しくはその他の突起が、旋回ボア14に又は旋回ボア14に隣接して位置付けられ、ボア14を制限する。これらのタブ20はそれぞれ、半径方向内側に突出した或いは部分的にボア14を塞ぐ若しくは制限する先端22を含む。従って、これらのファスナ保持タブ20は、旋回ボア14の制限された直径部分を画定する。好ましくは、これらのファスナ保持タブ20は、互いに同一であって、旋回軸Xの周方向に対称的に位置付けられ、これにより、先端22は、ボア直径17と同心でボア直径17よりも小さいタブ直径18(図3)を画定する。このタブ直径18が旋回軸Xを中心とすることによって、ファスナ12の挿入中には確実にタブの撓みがほぼ等しくなるのが好ましい。] 図3 [0016] 図5は、テンショナ・アーム10の後面10aを示す、図4の拡大版である。図2及び図5で分かるように、各ファスナ保持タブ20は、ポケット30内に位置付けられている(図7A及び7Bの拡大詳細図も参照)。各ポケット30は、旋回ボア直径17内へ若しくは旋回ボア直径17を通して開放しており、旋回ボア14の内側端部14aから旋回ボアの内側端部14aと外側端部14bとのおよそ中間位置まで延びている。従って、各ポケット30は、軸方向に延びる外壁32(1つの滑らかな曲面の壁として構成されてもよいし、多面構造として構成されてもよい)と、横方向端壁34とを含む。各タブ20は、このポケットの端壁34からボア14の内側端部14aへ向かって軸方向に延び、上記のようにボア14の半径方向内側に突出した先端22で終端となっている。各タブ20は、テンショナ・アーム10の一部品成形構造の一部として画定されていると共に、周囲のポケット30から離間されているため、ファスナ12の挿入中には、ポケットの外壁32の方へ、即ち、旋回ボア14に対して半径方向外側に、弾性的に撓むことができる。] 図2 図4 図5 図7A [0017] ショルダ・ボルト12の構造及び本発明の動作を、図6、6A、6B(並びに、図7A及び7Bによって提供される拡大詳細図)(これらの図は、ファスナ12をテンショナ・アーム10に結合してテンショナ・アーム・アセンブリTAを構成する様子を連続的に示している)に関して説明する。別に図示及び/又は説明がない限り、このファスナ12は、従来の金属の(例えば、冷間成形(cold-headed)された)一部品から成るショルダ・ボルトである。そのようなものとして、このファスナは、ヘッド12a、フランジ12b、ねじ切りされていない円柱形のショルダ若しくはショルダ領域12c、及び、先端12eを有するねじ切りシャンク12dを含む。段12fが、ショルダ領域12cとねじ切りシャンク12dとの間に画定されている。ショルダ領域12cの直径は、テンショナ・アーム10の旋回ボア14に密接に一方で回転可能に受容されるような大きさである。図6に示されているように、テンショナ・アーム10の旋回ボア14は、(フランジ12bと段12fとの間の)ショルダ領域12cの軸方向長さLBよりもわずかに(例えば、0.1〜0.5mm)短い長さLAを画定することにより、ショルダ・ボルト12が旋回ボア14に完全に挿入されてフランジ12bがテンショナ・アーム10と当接している(図6B)と共に、アセンブリTAがファスナ12を用いてエンジン・ブロックに螺合されている場合、段12fは、ボア14の内側端部14aからわずかに突出して、アセンブリTAが結合されているエンジン・ブロックと係合し、これにより、テンショナ・アーム10がファスナのショルダ領域12cを中心に自由に回転することのできるスタンドオフ状態(stand-off)がもたらされる。] 図6 図6B 図7A [0018] 図6、並びに、図7A及び7Bの拡大詳細図で最も良く分かるように、従来のショルダ・ボルトとは違って、ファスナ12のショルダ領域12cは、各ファスナ保持タブ20を係合する且つ/又は各ファスナ保持タブ20によって係合される保持形状を含む。図示されている実施形態では、ファスナ12の保持形状は、ファスナ保持タブ20の先端22の軸方向位置に対応するショルダ領域12cの軸方向位置における外径に画定されると共にこの外径の全周囲に途切れることなく延びる、環状溝若しくはその他の凹部12gから成る。図6Aに示されているように、ファスナ12がテンショナ・アームの旋回ボア14に徐々に挿入されていくとき、ショルダ領域12cは保持タブ20を外側に撓ませて、このショルダ領域12cが旋回ボア14内へ入っていくことができるようにする(図7Aも参照)。図6Bに示されているように、ファスナ12がボアに更にスライド挿入されると、保持タブの先端22が環状溝12gと整合し、保持タブ20が少なくとも部分的に弾性的に自由位置若しくは弛緩位置の方へ戻ることによって、保持タブの先端22は環状溝12g内に延出する且つ/又は着座する(図6Bの拡大詳細図を示す図7Bも参照)。] 図6 図6A 図6B 図7A 図7B [0019] フランジ12bは、旋回ボア14におけるファスナ12の挿入深さを、保持タブの先端22と環状溝12gとが確実に整合する深さに制限する、ストップ(止め部)を画定する。旋回ボア14から軸方向を逆に進むファスナ12の動きは、保持タブの先端22が溝12gに噛合することによって阻止され、これにより、ファスナ12はテンショナ・アーム10に捕捉されて、アセンブリTAが画定される。述べたように、ファスナ12はテンショナ・アームのボア14内で回転可能であって、タブ20はこのような回転を有意には妨げない。本明細書中で用いられる「捕捉」という語は、アセンブリTAの輸送中及び/又は取り扱い中にファスナがテンショナ・アームから意図せずに分離しないように、一方で、十分な軸方向の引き抜き力又は押し出し力を用いることによってファスナ12を旋回ボア14から意図的に取り外すことができるように、ファスナ12がテンショナ・アーム10と係合されることを意味する、ということを当業者は認めるであろう。] [0020] 図8A及び8Bは、異なるファスナ112が用いられている点を除けばアセンブリTAと同一である、別の実施形態のアセンブリTA’を示している。このファスナ112は、複数部品から成るショルダ・ボルトであって、図8にそれだけが示されている。このショルダ・ボルト・ファスナ112は、ヘッド112a、フランジ112b、並びに、これらのヘッド及びフランジから先端112dまで全体に延びるシャンク112cを有する、ボルトBを備える。シャンクの少なくとも一端若しくは遠位部112c1は、エンジン・ブロックなどのねじ穴へ入っていって動作可能にアセンブリTA’を装填できるようにねじ切りされている。スリーブ150が、シャンク112cの軸方向長さを囲み、ファスナ112のショルダ若しくはショルダ領域を画定している。] 図8 図8A [0021] 具体的には、図8で最も良く分かるように、スリーブ150は、金属スタンピングなどによって画定されると共に、ファスナのシャンク112cよりも軸方向長さが短くシャンク112cに同軸に位置付けられた円筒形の本体152を含む。このスリーブ本体152は、テンショナ・アームの旋回ボア14に密接に一方で回転可能に受容されるショルダ若しくはショルダ領域153を画定する、円筒形のショルダ外面を含む。スリーブ150は、図示されている実施形態ではスリーブ本体152の内側端部における内側折り曲げ端部によって画定されている、内側フランジ154aを含む。また、スリーブ150は、図示されている実施形態ではスリーブ本体152の外側端部における外側折り曲げ端部によって画定されている、外側フランジ154bも含む。外側フランジ154bは、テンショナ・アームの旋回ボア14の直径よりも大きい。スリーブ150の内側フランジ154a及び外側フランジ154bはそれぞれ、スリーブ150内においてファスナ・シャンク112cを中心とし、シャンク112cがスリーブ150に対して軸方向にスライドできるようにする、開口部155a及び155bを画定する。シャンク112cは、スリーブの内側フランジ154aと外側フランジ154bとの間に位置付けられ半径方向に大きくされたリング若しくはその他の突起115を含み、このリング115は、フランジ開口部155a及び155bのいずれも通り抜けることができないため、スリーブ150は、シャンク112cに捕捉される。そのようなものとして、図8A及び8Bに示されているように、ファスナ112がテンショナ・アーム10に結合されると、ボルト部分Bは、図8A及び8Bに示されている2つの極限位置の間をスリーブ150に対して軸方向に移動することができる一方で、スリーブ150から分離することはできない。] 図8 図8A [0022] 図8Cは、本願中で別に説明又は図示がない限り、図8に示されている新しい複数部品ショルダ・ボルト・ファスナ112と同一である、従来の複数部品ショルダ・ボルト・ファスナ112’を示している。そのようなものとして、新しいファスナ112と同一の構成要素は、同一の参照文字/番号で識別されるのに対し、対応はしているが同一ではない構成要素は、プライム(’)記号を含む同様の参照文字/番号で識別される。アセンブリTA’がエンジンに装填されているとき、テンショナ・アーム10は回転可能でなければならないが、図8Cの従来の複数部品ショルダ・ボルト112’は、スリーブ150’によって画定されるショルダ153’に、ショルダ・ボルト112’がテンショナ・アーム10に捕捉される一方でテンショナ・アームが回転できるようにもする構造を何も含んでいないため、本開発による捕捉ファスナ・テンショナ・アーム・アセンブリTA’を構成するのに用いるには好ましくない。] 図8 図8C [0023] 再度具体的に図8、8A、8Bを参照すると、従来のファスナ112’とは違って、新しいファスナ112の円筒形外面若しくはショルダ153は、図8A及び8Bに示されているようにファスナ112のスリーブ150がテンショナ・アームのボア14に完全に挿入されると、ファスナ保持タブ20の先端22を受容するように位置付けられ構成された、環状溝112g又はその他の窪み若しくは凹部又はその他の保持形状を含む。図8A及び8Bに示されている構造の主な利点は、ボルトBが、テンショナ・アーム10に捕捉される一方で、ボルトBの短い長さLだけがテンショナ・アームの後面10aから突出するような図8Bに示されている位置まで押し戻され得る、という点であり、これは、最終アセンブリTA’をエンジン・ブロックに装填しやすくするのに好ましい。また、ファスナ・アセンブリ112、112’は、従来のショルダ・ボルト12に比べて、ボルトの伸び(bolt stretch)が大きい。繰り返しになるが、ショルダ153が軸方向長さLC(図8)を有することによって、最終アセンブリTA’が装填されるとテンショナ・アーム10にスタンドオフ状態がもたらされる。] 図8 図8A 図8B [0024] 図9及び図9Aの拡大詳細図は、本開発による別の実施形態を示しており、この実施形態では、固定された(回転不可能な)ガイド・アセンブリGAが、ガイド・アーム若しくはガイド310を関連するエンジン構造に固定するのに、少なくとも1つの従来のショルダ・ボルト212(又は、図8Cの従来の複数部品ショルダ・ボルト112’)を用いている。一般的に、固定ガイド310は、離間した第1及び第2ショルダ・ボルト212(又は112’)を用いてエンジン構造に固定されるが、ガイド310の一部と1つのボルト212だけが、図9に示されている。このガイド310のテンショナ・アーム10と同様の構成要素は、テンショナ・アーム10に用いられているものよりも300大きい同様の参照番号で識別される。ショルダ・ボルト212は、図1に示されているショルダ・ボルト12と同一であるが、溝12gのような軸方向保持形状を何も含んでいない。そのようなものとして、このボルト212は、ヘッド212a、フランジ212b、ショルダ若しくはショルダ領域212c、及び、ねじ切りシャンク212dを含む。この固定ガイド310に関し、取り付けボア314のファスナ保持タブ320(図9及び9Aには1つだけ見えている)は、その先端322’がガイド310の前面310bにできるだけ近くなるように逆向きにされて位置付けられている。ショルダ・ボルト212がガイド310の旋回ボア314に挿入されると、ファスナ保持タブ320の先端322が外側に撓んでショルダ・ボルト212のショルダ領域212cと摩擦係合することにより、ボルト212がガイド310に捕捉される。ボルト212がボア314に完全に挿入されている(フランジ212bがガイド310と接触している)とき、また、図9に示されているようにボルト212が旋回ボア314から部分的に引き抜かれている(上述したように、装填中にボルトの突出距離Lを最小限にすることによって、アセンブリGAをエンジン取り付け位置に装填しやすくなる)とき、ボルト212はガイド310に摩擦捕捉される、ということを当業者は認めるであろう。述べたように、ガイド310は、一般的に、第2ショルダ・ボルト12、112’用の別の取り付けボア314を含む。タブ320とショルダ212cとが常に摩擦係合して相対的回転を妨げるため、図9の構造は、図示されているような固定されたチェーン・ガイド構造に、より適している。] 図1 図8C 図9 図9A [0025] 再度図2を参照すると、テンショナ・アーム10は、一部品構造として射出成形されるのが好ましい。一実施形態では、旋回ボア14は、ツール・ピン分割線PLにおいて結合する金型インサート(分割線PLとボアの外側端部14bとの間にボア14の外側部分を形成する第1金型インサート、及び、分割線PLとボアの内側端部14aとの間にボア14の内側部分を形成する第2金型インサート)を結合させることによって画定される。この分割線は、タブ20の先端22と対応するように位置付けられているが、第2金型インサートの一部は、分割線を越えて延出して保持タブ20用のポケット30を画定する。] 図2 [0026] 別のチェーン・テンショナ・アセンブリが、図10、図11、及び図12に示されており、これらの図には、ブレード・タイプのテンショナ・アセンブリBAが示されている。このブレード・タイプのテンショナ・アセンブリBAは、必要に応じた取り付けブラケットKと、ブレード・タイプのテンショナ・アーム100とを備え、このテンショナ・アーム100は、ショルダ・ボルト12(図示)又はショルダ・ボルト112によって旋回するようにブラケットKに結合された旋回端部102を有する。このブレード・タイプのテンショナ・アーム100は、自由端部104を備え、この自由端部104は、ブレード・タイプのテンショナ・アームの中央部分106に及ぼされたチェーン力に応答してブラケットKにより画定される斜面KR上に支持されている。このブレード・タイプのテンショナ・アーム100には、金属製の板ばね108が結合されており、旋回端部102と自由端部104との間を延びて、中央部分106の下側と接触している。このブレード・タイプのテンショナ・アーム100は、中央部分106に及ぼされたチェーン力に応答して伸縮するため、ばね108によってこれが解消されると、自由端部104が斜面KR上をスライドするように往復する一方、旋回端部102がショルダ・ボルト12周囲を往復するように旋回する。ブラケットKは省いてもよく、この場合、ブレード・タイプのテンショナ・アーム100の旋回端部102は、ショルダ・ボルト12又は112を用いてエンジン・ブロック若しくはその他の構造に直接的に固定される一方で、自由端部104は、別のエンジン構造によって画定される支持面若しくは斜面とスライド可能に係合される。] 図10 図11 図12 [0027] ショルダ・ボルト12(又は112)とブレード・タイプのテンショナ・アーム100との係合に関し、このブレード・タイプのテンショナ・アームは、テンショナ・アーム10と同一であり、テンショナ・アーム10と同様の機構は、テンショナ・アーム10に用いられているものよりも100大きい同様の参照番号で識別される。図11は、図10の線11−11に沿って取り出した断面図であり、使用中にテンショナ・アーム100が周囲を旋回する旋回軸Xを中心とした円筒形のボア直径を画定する旋回ボア114をこのブレード・タイプのテンショナ・アーム100が含むことを示している。このボア114は、テンショナ・アーム100の後面100aに隣接し後面100aを通して開口している内側端部114aと、テンショナ・アーム100の前面100bに隣接し前面100bを通して開口している外側端部114bとの間を延出している。少なくとも1つ、好ましくは2つ以上のファスナ保持タブ120が、旋回ボア114に位置付けられており、これらの1つ以上のタブ120は、上述したように、ショルダ・ボルト12(又は112)と係合してこれを捕捉する。取り外し可能なピン126は、輸送、取り扱い、及び/又は装填中にテンショナ・アーム100をブラケットKに一時的に固定し、ブレード・タイプのテンショナ・アセンブリBAの作動のために取り外される。] 図10 図11 [0028] 本発明を、好適な実施形態に関して説明してきた。本発明が関連する当業者には、修正点及び変更点が思い浮かぶであろう。本発明は、このような修正点及び変更点を全て含むものとして解釈されることが意図される。]
权利要求:
請求項1 旋回軸周囲に画定された旋回ボアを備えるテンショナ・アームを備え、前記旋回ボアが、前記テンショナ・アームの後面を通して開口している内側端部と前記テンショナ・アームの前面を通して開口している外側端部とを備え、前記テンショナ・アームが、前記旋回ボアに隣接して位置付けられた少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブを更に備え、前記旋回ボアを通って延び前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブによって係合されるファスナを備え、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記テンショナ・アームから前記ファスナが分離するのを阻止する、チェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項2 前記ファスナが、前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが接触するショルダ領域を含む一部品構造として画定されるショルダ・ボルトから成る、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項3 前記ファスナが、画定された凹部を備えるショルダ領域を含むショルダ・ボルトから成り、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記凹部に位置付けられる先端を備える、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項4 前記ショルダ領域に画定された前記凹部が環状溝から成ることによって、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが前記環状溝に位置付けられると、前記テンショナ・アームが前記ショルダ領域周囲を回転可能である、請求項3に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項5 前記ファスナが、ボルトと前記ボルトが通って延び捕捉されるスリーブとを含むと共に前記スリーブが前記ファスナのショルダ領域を画定する、複数部品アセンブリとして画定されるショルダ・ボルトから成り、前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが、前記ショルダ領域と接触する、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項6 前記ファスナが、ボルトと前記ボルトが通って延び捕捉されるスリーブとを含むと共に前記スリーブが前記ファスナのショルダ領域を画定する、複数部品アセンブリとして画定されるショルダ・ボルトから成り、前記ショルダ領域が、画定された凹部を備え、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記凹部に位置付けられる先端を備える、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項7 前記ショルダ領域に画定された前記凹部が、環状溝から成る、請求項6に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項8 前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが、前記ボア内の前記内側端部と前記外側端部との間に位置付けられている、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項9 前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが、それぞれが前記ファスナと係合される複数の弾性ファスナ保持タブから成る、請求項8に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項10 前記複数の弾性ファスナ保持タブが、前記旋回軸の周方向に、それぞれに対して対称的に配置されている、請求項9に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項11 前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記テンショナ・アームとの一部品構造として画定される、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項12 前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記テンショナ・アームの前記前面及び前記後面のうちの少なくとも1つを通して開放していると共に前記旋回ボア内に開放しているポケット内に位置付けられており、前記ポケットが、軸方向に延びる外壁と、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが結合される横方向端壁とを含む、請求項11に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項13 前記テンショナ・アームの前記後面と当接しており、前記旋回ボアから離間した前記テンショナ・アームの自由端部を支持する斜面を備える、ブラケット、を更に備える、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム・アセンブリ。 請求項14 前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記旋回ボアの半径方向内側に突出した先端を備え、前記先端が、(i)前記テンショナ・アームの前記前面よりも前記後面の近くに、或いは、(ii)前記テンショナ・アームの前記後面よりも前記前面の近くに、位置付けられている、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム。 請求項15 前記ファスナが、ボルトを備え、前記ボルトの軸方向長さに捕捉されこの軸方向長さを囲むスリーブを備え、前記ボルトが、前記スリーブに対して軸方向に動くことができ、前記スリーブが、前記少なくとも1つのファスナ保持タブによって係合される少なくとも1つの保持形状を含む外面を備え、前記テンショナ・アームが、前記スリーブの前記外面に対して回転可能である、請求項1に記載のチェーン・テンショナ・アーム。 請求項16 ボアを備えるテンショナ・アームを備え、前記ボアが、前記テンショナ・アームの後面を通して開口している内側端部と前記テンショナ・アームの前面を通して開口している外側端部とを備え、前記テンショナ・アームが、前記ボア内部へ延びて前記ボアの直径を制限する突出部を備え、前記ボアを通って延び前記突出部と係合されるファスナを備え、これにより、前記突出部が前記ボアにおいて前記ファスナを捕捉する一方で、前記テンショナ・アームが前記ファスナに対して回転することのできる、チェーン・テンショナ・アセンブリ。 請求項17 前記突出部が、前記テンショナ・アームとの一部品成形ポリマー構造として構成される、請求項16に記載のチェーン・テンショナ・アセンブリ。 請求項18 ボアを備え、前記ボア内部へ延びる1つ以上の突起を備える、チェーン・ガイドと、前記ボアを通って延びるファスナであって、前記ファスナと前記1つ以上の突起とが係合することによって前記ボアに軸方向において捕捉されるファスナと、を備える、チェーン・ガイド・アセンブリ。 請求項19 前記チェーン・ガイドが、前記ファスナに対して回転可能である、請求項18に記載のチェーン・ガイド・アセンブリ。 請求項20 ねじ切り部と、前記ねじ切り部に結合された、ドライビング・ヘッドと、前記ドライビング・ヘッドと前記ねじ切り部との間にあり、関連する構成要素の突出部によって係合されるように構成された少なくとも1つの保持形状を含む外面を備える、ショルダ領域と、を備える、ファスナ。 請求項21 前記ショルダ領域が、前記ねじ切り部及び前記ドライビング・ヘッドとともに一部品構造として構成される、請求項20に記載のファスナ。 請求項22 前記少なくとも1つの保持形状が、前記ショルダ領域の前記外面に画定された環状溝から成る、請求項21に記載のファスナ。 請求項23 前記ねじ切り部及び前記ドライビング・ヘッドが、ボルトによって画定され、前記ショルダ領域が、前記ボルトの軸方向長さに捕捉されこの軸方向長さを囲むスリーブによって画定され、前記ボルトが、前記スリーブに対して軸方向に動くことのできる、請求項20に記載のファスナ。 請求項24 前記少なくとも1つの保持形状が、前記ショルダ領域の前記外面に画定された環状溝から成る、請求項23に記載のファスナ。 請求項25 軸周囲に円筒形ボア壁によって画定されたボアを備えるアームを備え、前記ボアが、前記アームの後面を通して開口している内側端部と前記アームの前面を通して開口している外側端部とを含み、前記ボア内の前記内側端部と前記外側端部との間に位置付けられており、自由状態にあるとき前記円筒形ボア壁によって画定された直径を部分的に制限すると共に、前記軸に対し半径方向外側に選択的に弾性的に撓むことができることによって、関連するファスナを前記ボアに挿入できるようにする、少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブを、前記アームが更に備える、旋回又は固定チェーン・ガイド。 請求項26 前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが、それぞれが前記ボア内の前記内側端部と前記外側端部との間に位置付けられた複数の弾性ファスナ保持タブから成り、前記複数の弾性ファスナ保持タブのそれぞれが、自由状態にあるとき前記円筒形ボア壁によって画定された前記ボアを部分的に遮ると共に、前記軸に対し半径方向外側に選択的に弾性的に撓むことができることによって、関連するファスナを前記ボアに挿入できるようにする、請求項25に記載のチェーン・ガイド。 請求項27 前記複数の弾性ファスナ保持タブが、前記ボア軸の周方向に、それぞれに対して対称的に配置されている、請求項26に記載のチェーン・ガイド。 請求項28 前記少なくとも1つの弾性ファスナ保持タブが、前記アームとの一部品構造として構成される、請求項25に記載のチェーン・ガイド。 請求項29 前記少なくとも1つのファスナ保持タブが、前記アームの前記前面及び前記後面のうちの少なくとも1つを通して開放していると共に前記ボア内に前記円筒形ボア壁を通して開放しているポケット内に位置付けられており、前記ポケットが、軸方向に延びる外壁と、前記少なくとも1つのファスナ保持タブが結合される横方向端壁とを含む、請求項28に記載のチェーン・ガイド。
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